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AI導入支援の費用はどう考えればいいか——「要相談」の中身を正直に書く
2026.07.14 | 株式会社NGraph
NGraphのFDE型伴走支援の料金は「要相談」です。ぼかしたいからではなく、課題の規模によって適正な支援の形が大きく変わるためです。この記事では、見積が何で決まるのかを正直に書きます。
見積を決める3つの変数
- 対象範囲:一部署の特定業務か、複数部署への展開か。対象業務の数がそのまま設計・構築の工数になります
- 訪問頻度と期間:週何日現場に入るか、何ヶ月伴走するか。スポットの集中支援と、数ヶ月の常駐型では体制が変わります
- 連携の複雑さ:既存システムとの接続が多いほど、設計・テストの工数が増えます
費用対効果の見方
AI導入の効果は「削減される作業時間×その業務の人件費」で概算できます。たとえば毎月10時間かかっている定型作業が2時間になれば、月8時間分の人件費が浮き続けます。仕組みは一度つくれば動き続けるので、効果は継続、費用は立ち上げ期に集中という構造です。だからこそ、対象業務の選び方(時間を食っている定型業務から着手する)が費用対効果を左右します。
安く始めるための現実的な工夫
- 範囲を絞って始める:全社一斉ではなく、効果が見えやすい一点から。成果を確認してから広げる方が総額も安全です
- 既存ツールを活かす:システム刷新を伴わない組み込みなら、初期費用は大きく抑えられます
- 自走をゴールにする:ずっと外部に頼る前提ではなく、現場が自分で回せる状態を最初からゴールに置くと、支援期間を区切れます
まずは無料相談で「見積の前提」を揃える
正確な見積には、現状の業務と困りごとのヒアリングが必要です。NGraphでは無料相談と現場診断を経てからお見積りします。「まだ何を頼むか決まっていない」段階のご相談も歓迎です。現状整理だけでも持ち帰る価値があるはずです。
当社の考え方:効果は「削減される作業時間 × 人件費」で概算します。たとえば毎週3時間の転記作業がなくなれば年間150時間強。人件費は額面の時給ではなく、社会保険料など会社負担まで含めた実質単価(正社員なら目安1,500〜2,000円/時)で見るのが正確で、換算すると年間約23〜30万円の効果です。投資額がその何倍にあたるかで判断すれば、AI導入は「気合」ではなく算数になります。
補助金という選択肢(2026年7月時点の概要)
中小企業のAI導入には、国の補助制度を使える場合があります。代表的な3つを挙げます。
| 制度 | 補助率 | 上限額の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金) | 1/2(条件により2/3) | 150万円未満(1プロセス) | 通年で複数締切。登録済みツール・登録支援事業者を通す方式 |
| 中小企業省力化投資補助金(一般型) | 1/2(賃上げ特例で2/3) | 従業員数により750万円〜 | 業務に合わせて専用開発するシステムが対象。賃上げ等の要件あり |
| 業務改善助成金 | 3/4〜4/5 | 最大600万円 | 事業場内最低賃金の引き上げが条件。予算枯渇が早い傾向 |
※公募時期・要件は年度で変わります。最新の公式情報の確認が前提です。また、交付決定前に発注したものは対象外になるのが原則のため、着手の順序から設計する必要があります。
よくある質問
最低いくらから頼めますか?
範囲を絞った数週間のスポット支援から受けています。金額は対象業務の範囲と連携の複雑さで変わるため、無料相談で前提を伺ったうえで概算をお答えしています。
補助金は使えますか?
使える場合が多いです(本文の表を参照)。ただし交付決定前の着手は対象外になるのが原則なので、申請と着手の順序から一緒に設計することをおすすめします。
導入後の月額費用はどれくらいかかりますか?
AIの利用料(APIやツールの課金)は使用量に応じて変わります。当社では設計の段階で「月いくらまで」の上限を決めてから組むのを標準にしています。
