NGraphエヌグラフ
C

サイバーエージェント

CyberAgent

日本企業·日本・1998年
66
/100

世間

6/10

相手

8/10

自己

8/10

存続ライン(47)を 19 点上回る

存続 47卓越 75
メソテース(中庸)

「21世紀を代表する会社を創る」。ネット広告→メディア→ゲーム→ABEMAの変遷

12項目

39/60

+

3軸

22/30

+

加点

+5

=

NCG

66/100

加点の理由:[戦略] 広告代理店→AbemaTVの独自賭け、時間28年

当時の状況

1998年3月、藤田晋が24歳で設立したネット広告代理店として出発した。2000年3月、創業2年で東証マザーズに上場し。2004年にブログサービス「Ameba」を始め、2010年にアプリボット、2011年にCygamesを設立して、ゲームを第二の柱に育てた。2015年にテレビ朝日と共同出資で「AbemaTV」を設立し、2016年4月に開局。「渋谷ではたらく社長」のブランディングと若手登用の文化で成長し、赤字のABEMAに年間200億円規模を投じ続けた(ABEMAを中心とするメディア&IP事業は2025年9月期に10年ぶりに黒字化)。

Telesテレスの所感

サイバーエージェントの胆力は、赤字のABEMAに年間200億円規模を投じ続けたことにある。2016年4月の開局から約10年、ABEMAを含むメディア&IP事業は2025年9月期に営業利益72.9億円を出し、ようやく黒字に転じた。その間を支えたのはネット広告という現金牛で、2021年9月期には『ウマ娘』のヒットで営業益が1000億円を超えた年もあった。藤田晋が24歳で創業した時のビジョン「21世紀を代表する会社を創る」が、長い赤字を正当化し続けた。広告からゲーム、メディアへと主役が替わっても、子会社を次々に立ち上げ、若手役員登用で経営の新陳代謝を止めない。「変化こそ最大の安定」の実践者だが、2025年9月期は広告事業の利益が14%減った。次の現金牛はどこから来るのだろうか。

12項目スコア(39/60)

Aターゲット市場4/5

ネット広告から動画・ゲームへ、成長市場を渡り歩く。2025年9月期の連結売上高は8,740億円

B課題の実在性3/5

1998年の創業時、テレビ広告では届かない層へのネット広告需要を捉えた。課題は汎用的で独自性は中程度

Cソリューション3/5

ネット広告×自社メディア×ゲームの三位一体。2004年にAmeba、2011年にCygames設立と打ち手を重ねた

Dチーム4/5

藤田晋が24歳で創業し、2年でマザーズ上場。ゲーム子会社を次々に設立し、若手役員に任せる文化

Eトラクション4/5

2025年9月期まで28期連続の増収。ネット広告事業だけで売上4,612億円(2025年9月期)

F参入障壁3/5

広告の現金でメディアに投資する循環。ただ広告事業の利益は176億円と前期比14%減で、盤石ではない

G収益モデル4/5

広告4,612億円・メディア&IP 2,315億円・ゲーム2,167億円の複合型(2025年9月期売上)

H財務計画3/5

長年ABEMAの赤字を広告とゲームで補填。2025年9月期にメディア&IPが10年ぶり黒字(72.9億円)

I資本効率3/5

ゲームは2025年9月期に営業利益600億円と高効率。ABEMAは2016年開局からの意図的な先行投資

J出口戦略3/5

2000年3月、創業2年で東証マザーズに上場。2022年4月の市場再編で市場第一部からプライムへ移行

Kタイミング4/5

インターネット広告の成長期の1998年に創業し、2000年のネットバブル期に上場を果たした

L独自の洞察4/5

現金牛で新事業に賭け続ける「変化こそ最大の安定」。2021年9月期は『ウマ娘』で営業益1000億円超

他のケースを見る

全ケース一覧へ

NGRAPH — AI導入支援

事業を構造でつかむところから、AI導入に入ります

NGraphは、エンジニアが御社の現場に入り、業務・判断・使っているデータを見てからAIを組み込みます。使い方を教えて終わりではなく、現場で使われる状態をつくって残します。