Kodak
Kodak
Kodak
米国・創業 1888年
世間
4/10
相手
2/10
自己
2/10
存続ライン(47)まで 12 点足りない
世間
4/10
相手
2/10
自己
2/10
存続ライン(47)まで 12 点足りない
デジカメを世界初発明しながら、自社フィルム事業防衛で滅亡
12項目
26/60
3軸
8/30
加点
+1
NCG
35/100
加点の理由:[ジレンマ] デジカメを最初に発明しながら自社フィルム事業防衛で失機
当時の状況
ジョージ・イーストマンが1888年に創業。フィルムカメラ「Kodak」と「コダックモーメント」で20世紀の写真文化を支配。1975年に世界初のデジタルカメラを社内で発明したが、フィルム事業の収益(年間$100億級)を守るため商業化を遅らせた。2000年代にデジタルカメラ+スマホが普及し、フィルム需要が消滅。2012年破産申請。再上場するも往年の威光は戻らず。
テレスの所感
Kodakは「Innovator's Dilemma」(クリステンセン)の最も有名な事例。1975年に世界初のデジタルカメラを社内で発明していたのに、フィルム事業(年商$100億)を守るために商業化を遅延した。経営陣の意識は「我々はフィルム会社」のまま。デジタルが来た時、自社で破壊する勇気がなかった。2012年破産。「成功体験が次の失敗を作る」教訓の代名詞。再上場後は素材化学事業で再生中だが、栄光は二度と戻らない。
失敗の核心
「自社最大収益源(フィルム)を自分で破壊する勇気」がなかった構造的失敗。1975年に世界初のデジカメを発明していたのに、商業化を遅らせ続けた。「Innovator's Dilemma」(クリステンセン)の最も有名な事例。フィルム事業を守るほど、デジタル普及で需要が消えるリスクが高まる二律背反を、最後まで解けなかった。経営陣の成功体験が転換を阻んだ。
12項目スコア(26/60)
弱みD チーム・F 参入障壁・G 収益モデル・H 財務計画・I 資本効率・J 出口戦略・K タイミング・L 独自の洞察
写真市場全体。フィルム→デジタル→スマホへ転換中
「写真を残したい」は普遍的需要。だが媒体は変わる
デジカメを発明したのに自社フィルム保護で商業化遅延
経営陣がフィルム時代の成功体験から脱却できず
ピーク時フィルム年商$100億+世界写真文化の代名詞
ブランド+特許+サプライチェーン。だが新パラダイムで無効
フィルム+カメラ+現像。フィルム消滅で全部消えた
ピーク時時価総額$300億→2012年破産
フィルム事業の利益率が高すぎて、デジタルへの転換コストを払えなかった
破産→再上場したが、象徴的な存在として残るのみ
デジカメ普及(2000年代)+スマホ普及(2010年代)に対応できなかった
「自社の最大収益源を自分で破壊する勇気」が決定的に欠けていた
