NGraphエヌグラフ
N

Notion

Notion

スタートアップ·米国・2013年
71
/100

世間

6/10

相手

10/10

自己

8/10

存続ライン(47)を 24 点上回る

存続 47卓越 75
プロネーシス(実践知)

「レゴブロック」型ツール。ユーザーが自分で組み立てるから無限に適応する

12項目

42/60

+

3軸

24/30

+

加点

+5

=

NCG

71/100

加点の理由:[戦略+影響] 1ツールで全生産性、時間13年

当時の状況

2013年、Ivan Zhaoらがサンフランシスコで創業した。誰もが自分の道具を組み立てられるソフトを目指したが、最初の「Notion beta」は利用者が集まらず、技術基盤も不安定でアプリが落ち続けた。2015年、エンジェル投資の資金が尽きかけ、4人のチームを手放して出直すか、全員で共倒れするかの選択を迫られる。ZhaoとSimon Lastはサンフランシスコの事務所を又貸しして京都へ移り、ゼロから作り直した。2016年8月にNotion 1.0、2018年3月に2.0を公開。日本語ベータ版は2021年10月に出ている。

Telesテレスの所感

Notionの本当の転機は、2015年にサンフランシスコを離れ、京都で作り直した瞬間だ。最初の「Notion beta」は使われず、資金は尽きかけ、4人のチームを手放して出直すか、全員で共倒れするかの選択を迫られた。Ivan ZhaoとSimon Lastは事務所を又貸しして京都に籠り、コードをゼロから書き直した。覚悟が固まったのはここだろう。2019年でも社員13人、シード資金だけで利用者100万人。レゴブロック型の哲学は「ツールは与えるものではなく、ユーザーが作るもの」。一見遠回りな万能ブロック設計が、日本からの支持も追い風に、2021年の評価額100億ドルにつながった。ユーザーが作り込んだワークスペースの移行コストは強いmoatだが、AIが道具の作り方そのものを変える時代にも、同じ強さで効き続けるだろうか。

12項目スコア(42/60)

強みC ソリューション・L 独自の洞察

Aターゲット市場4/5

生産性ツール市場。文書・タスク・Wikiを1つにまとめる領域で、利用者は2021年10月に2,000万人

B課題の実在性4/5

ツールが多すぎて情報が散らばる。最初の「Notion beta」は利用者が集まらず、課題を捉え直した

Cソリューション5/5

文書もデータベースも同じブロックで組めるAll-in-one。2016年8月に1.0、2018年3月に2.0を公開

Dチーム3/5

Ivan ZhaoとSimon Lastが中心の少人数。2018年の2.0公開時も社員10人未満で、層は薄かった

Eトラクション4/5

口コミとテンプレート共有で伸び、利用者は2019年9月に100万人、2021年10月に2,000万人

F参入障壁3/5

作り込んだワークスペースは移しにくい。ただ機能は真似されやすく、Microsoftとの競争も迫る

G収益モデル3/5

個人は無料、チームで課金するフリーミアム。2025年9月に年換算売上5億ドルを超えたと公表

H財務計画3/5

シード資金だけで利用者100万人まで伸ばし、追加調達は2020年1月。無料期間が長く収益化は遅め

I資本効率4/5

2019年時点で社員13人、利用者100万人。少人数で大きな製品を作る開発効率は高い

J出口戦略3/5

未上場。2020年1月に評価額20億ドル、2021年10月の2億7,500万ドル調達で100億ドルに

Kタイミング4/5

リモートワークの広がりと重なり、評価額は2020年1月の20億ドルから2021年10月に100億ドルへ

L独自の洞察5/5

ツールは与えるものではなく、ユーザーが組み立てるもの。2025年には事業の約9割がチームでの利用

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